【10月15日 AFP】17-18フランス・リーグ1は14日、第9節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はトマ・ムニエル(Thomas Meunier)が2得点の活躍をみせ、ディジョン(Dijon FCO)との激しい試合を2-1で制した。

 ナセル・アル・ケライフィ(Nasser Al-Khelaifi)会長がW杯(World Cup)の放映権販売に関する汚職容疑をかけられ、beINグループのトップとしての責任を問われているPSGは、ベンジャミン・ジャノ(Benjamin Jeannot)に終了間際に強烈なボレーシュートを決められ、そのまま同点で試合を終えるかに思われたが、後半ロスタイムにムニエルが決勝点を挙げた。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は「リーグとチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)に集中している。会長とスポーティング・ディレクター(SD)のアンテーロ(Antero Henrique)は細かく連絡を取り合っているし、私にも常に情報は届いている。水曜日のアンデルレヒト(RSC Anderlecht)戦には会長も帯同するそうだ」と話した。

 決勝点を決めたムニエルも、会長に対する捜査の選手への影響は「1000パーセント」ないと答え「PSGの選手とは何の関係もないし、僕らを不安にさせるものでもない」と続けた。

 前日、2位ASモナコ(AS Monaco)が2-3でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)に敗れているため、首位PSGとモナコの勝ち点差は6に広がった。(c)AFP/Damian MCCALL