【7月24日 AFP】ニュージーランドを訪問中の英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)外相は、先住民マオリ(Maori)の指導者のもとを訪れ、伝統のあいさつ「ホンギ(Hongi)」で迎えられ、鼻を押し付け合う行為を頭突きになぞらえた。

 ジョンソン外相はまず、昨年の大地震で大きな被害を受けた南島(South Island)の町カイコウラ(Kaikoura)にある伝統的なマオリの集会所マラエを訪問。

 ホンギで歓迎を受けたジョンソン外相は、鼻を押し付け合う儀式について「グラスゴー・キス(Glasgow kiss)」と呼ばれる頭突きで知られるスコットランド(Scotland)では、どのように受け止められるか心配だと述べて笑いを誘った。

 ジョンソン外相は「ホンギを教えてくれてありがとう。美しい紹介方法だと思うが、グラスゴー(Glasgow)のパブでこれをやろうとしたら間違って解釈されるかもしれない」と述べた。

 2日間の日程でニュージーランドを訪問しているジョンソン外相は、主に貿易や外交政策、国際的な安全保障について協議するとみられる。(c)AFP