【7月15日 CNS】貴州省(Guizhou)冊亨県(Ceheng)では近年、プイ族の伝統紡績、織物、型染め、刺繍、仕立てなど民族の伝統工芸文化を十分に発掘し、利益に結びつくように力を入れている。

「企業+繡娘(お針子)」、「企業+協会+繡娘」、「能力者+基地+繡娘」といったモデルを組み立て、農村の女性たちがバラバラに作業し、点在していた手工業を産業化、大規模化、市場化して発展させることを進めている。

「一郷一特、一村一品(ひとつの郷にひとつの特産、ひとつの村にひとつの商品を)」計画の下、全県で12か所の織物工房を建設する予定だ。繡娘は県内132か所の村に点在しており、3000人以上の繡娘が就業できるようになり、そのうち2000人近くは貧困層だという。職に就くことで、一人あたりの収入は平均5000元(約8万3500円)増える。民族文化を伝承するとともに、繡娘たちの収入も増やすことができる。(c)CNS/JCM/AFPBB News