【6月22日 AFP】サッカーコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)は21日、グループAの試合が行われ、クリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が決勝ゴールを決めたポルトガルは1-0で開催国ロシアを下した。

 前半8分にヘディングシュートをたたき込み、モスクワ(Moscow)で今大会初白星を挙げたポルトガルは、24日のニュージーランド戦で勝利すれば準決勝進出が確定する。もう一方のグループAの試合では、メキシコが2-1でニュージーランドを破り、得失点差でポルトガルを抑えて首位に立った。この結果、ニュージーランドのグループリーグ敗退が決定している。

 先日から脱税の罪に問われ、所属するレアル・マドリード(Real Madrid)での未来も不透明になっている中、ピッチで結果を残してみせたロナウドは2-2の引き分けに終わった18日のメキシコ戦に続き、2度目のマンオブザマッチに輝いている。

 後半のロシアの反撃から逃げ切ったポルトガルは勝利にふさわしいというロナウドは試合後「私たちは非常に満足している。ロシアで初めて勝てた。多くのファンを抱えるホームチームに対して、とても良いプレーができた。私たちの方が優れていたし、チャンスも多くあった」と語った。

 しかしながら、この試合中にはボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でプレーするラファエル・ゲレイロ(Raphael Guerreiro)が、後半20分に負傷交代を余儀なくされており、ポルトガルの勝利には犠牲も伴った。

 ポルトガルを率いるフェルナンド・サントス(Fernando Santos)監督は、脚を骨折した可能性があるゲレイロについて「彼は病院に搬送された。脚の骨を折ってしまったと思う」とコメントを残している。(c)AFP