【6月13日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが12日に発表され、全仏オープンテニス(French Open 2017)で10度目の優勝を果たしたラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が2位に浮上した。

 現在31歳のナダルは、11日に行われた男子シングルス決勝でスタン・ワウリンカ(Stan Wawrinka、スイス)に完勝し、四大大会(グランドスラム)通算15勝目を飾った。

 2015年には世界ランキングが10位まで落ちていたナダルだが、最後はワウリンカを6-2、6-3、6-1で下し、一つのグランドスラム大会で10度の優勝を飾った史上初の男子選手となった。

 ナダルが順位を2つ上げた一方、ローラン・ギャロス(Roland Garros、全仏オープン)で準々決勝敗退となったノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は2位から4位にランクダウンし、ここ8年の最低位を記録している。

 一方、準決勝でワウリンカの前に苦杯をなめたアンディ・マレー(Andy Murray、英国)はトップを維持。錦織圭(Kei Nishikori)は9位だった。

 最新のATPランキングは以下の通り。

1位:アンディ・マレー/9890ポイント

2位:ラファエル・ナダル/7285ポイント

3位:スタン・ワウリンカ/6175ポイント

4位:ノバク・ジョコビッチ/5805ポイント

5位:ロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)/4945ポイント

6位:ミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)/4450ポイント

7位:マリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)/4115ポイント

8位:ドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)/3985ポイント

9位:錦織圭/3830ポイント

10位:アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)/3070ポイント

(c)AFP