【6月8日 AFP】米経済誌「フォーブス(Forbes)」は7日、「世界で最も稼ぐスポーツ選手」を発表し、スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)が首位を維持した一方、米プロバスケットボール協会(NBA)のクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)でプレーするレブロン・ジェームズ(LeBron James)が前年から一気に順位を上げて2位に入った。

 ポルトガル出身で32歳のロナウドは、給与5800万ドル(約64億円)とスポンサー収入3500万ドル(約38億円)で総額9300万ドル(約102億円)の推定年収を稼ぎ、2年連続でリストのトップに名を連ねた。今月3日の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2016-17)決勝では、レアルが4-1でユベントス(Juventus)を下して戴冠する原動力となった。

 トップ100入りを果たした32人のNBA選手の一人となったジェームズは、年収8620万ドル(約94億円)で前年の18位から大躍進を果たし、8000万ドル(約88億円)で3位に入ったサッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)を抜いた。

 年収6400万ドル(約70億円)で4位に入った男子テニスのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)と、年収6060万ドル(約66億円)で5位に続いたNBAのゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)でプレーするケビン・デュラント(Kevin Durant)は、昨年と同じ順位となっている。(c)AFP