【2月24日 AFP】フランス・リーグ1のSCバスティア(SC Bastia)は23日、先月行われた試合でニース(OGC Nice)のマリオ・バロテッリ(Mario Barwauh Balotelli)に人種差別的なチャントを行ったとして、勝ち点減点などの処分が科せられた。

 懲戒委員会は、バロテッリに向けてモンキーチャント(猿の鳴きまね)を行ったバスティアに対して勝ち点1の減点処分に加え、本拠地で行われる今後3試合にわたって、東側スタンドの閉鎖を要求した。

 バロテッリは1月21日、アウェーのコルシカ(Corsica)島で行われた試合後、自身のインスタグラム(Instagram)のアカウントに「フランスでは人種差別は合法なのか? それともバスティアに限ったことなのか? フットボールは素晴らしいスポーツだが…バスティアのサポーターのようなやつらがそれを下品なものにするんだ! 本当に恥ずべきことだ」と投稿していた。

 バスティアは1-1の引き分けに終わった試合で「複数」のファンが問題行為に及んでいたことを認める以前、バロテッリの批判は「驚くべきこと」として反論していた。(c)AFP