【2月24日 AFP】淡いブルーとグレーの軍服、赤いネッカチーフ、鮮やかな赤い星があしらわれた帽子。中国南西部貴州(Guizhou)省に住む小さな子どもたちが、冬の寒さを吹き飛ばそうとカンフーをしている。

 彼らの通う楊得志(Yang Dezhi)小学校は、今から100年以上前の清王朝(Qing dynasty)末期に創立された。だが、2008年、この学校は革命時代の労農紅軍司令官やその遺族からなる「紅軍エリート」たちの出資を受け、中国各地に相次いで建設されていた「紅軍小学校」の一つとして再建された。

 紅軍小学校では、中国共産党が党の正統性を示すために推進している極端な「愛国教育」を行っており、洗脳行為との批判もある。(c)AFP