【2月12日 AFP】16-17イングランド・プレミアリーグは11日、第25節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)はサディオ・マネ(Sadio Mane)が2得点の活躍でリーグ復帰を派手にアピールし、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)に2-0で快勝した。

 年明けからいまだ未勝利と、1954年以降では最悪の新年のスタートを送っていたリバプールだが、セネガル代表の活動から戻ったマネが輝きを放ち、4位以内を争うライバルから勝利を収めた。

 年明けからの不調がうそのように、試合開始直後から目を見張るプレーを続けたリバプールは、ホームでの先発が昨年12月31日以来となるマネが3分間で2得点を奪う大仕事を果たし、その時点で勝ち点3の獲得と、年明けからの悲劇に終止符を打つことをほぼ決定づけた。

 リバプールのユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「トッテナムとはこう戦えというお手本のようなプレーだったし、もちろん、チームの反発力を示す必要もあった。その点に関しても完璧だったよ。素晴らしい内容だった」と語った。

「もう少し得点が入っていても不思議ではなかったし、個人として、非常に素晴らしい内容の選手も何人かいた」

 リバプールはこれで、2日後にボーンマス(AFC Bournemouth)戦を控えるマンチェスター・シティ(Manchester City)、また早い時間帯の試合でワトフォード(Watford FC)を2-0で下し、一時的に順位を上げていたマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)を再び上回り、4位以内に復帰した。

 対するトッテナムは2位を守ったものの、同日の試合でハル・シティ(Hull City)に2-0で勝利したアーセナル(Arsenal)に勝ち点で並ばれた。(c)AFP/Ian WHITTELL