【1月22日 AFP】16-17イタリア・セリエAは21日、第21節の試合が行われ、序盤にロレンツォ・インシーニェ(Lorenzo Insigne)とホセ・マリア・カジェホン(Jose Maria Callejon)が立て続けに得点したナポリ(SSC Napoli)は、ACミラン(AC Milan)に2-1で勝利し、リーグ制覇に望みをつないだ。

 前節フィオレンティーナ(Fiorentina)が首位ユベントス(Juventus)を2-1で下して優勝争いの行方が分からなくなり、ミランは満員の本拠地サン・シーロ・スタジアム(San Siro stadium)でタイトルレースに名乗りを上げようと息巻いていた。

 しかし、昨季インシーニェに2得点を許して0-4で完敗しているナポリに対し、ミランは後半GKジャンルイジ・ドンナルンマ(Gianluigi Donnarumma)の見事なパフォーマンスで傷口を最小限にするのが精いっぱいだった。

 ナポリはエースのドリース・メルテンス(Dries Mertens)が再三のチャンスを外して試合を終わらせることはできなかったが、22日に本拠地でのラツィオ(SS Lazio)戦を控えるユベントスと勝ち点1差の3位につけた。

 また、ナポリと勝ち点で並ぶ2位ASローマ(AS Roma)は、22日夜にカリアリ(Cagliari Calcio)とホームで対戦する。

 同日の他会場では、19歳のFWフェデリコ・キエーザ(Federico Chiesa)がリーグ戦初得点をマークするなど、フィオレンティーナが3-0でキエーボ・ベローナ(Chievo Verona)に勝利し、来季のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League)出場権獲得に可能性を残した。

 フィオレンティーナは首位と勝ち点12差の8位に浮上している。(c)AFP/Justin DAVIS