【1月13日 AFP】(訂正)テニス、アピア国際(2017 Apia International Sydney Tennis Tournament)は12日、女子シングルス準決勝が行われ、第6シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)が6-2、6-2でユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)を下し、アニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)との決勝に進出した。

 コンタは、2014年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)で準優勝に輝いたブシャールを1時間8分で一蹴。一方、同大会2度目の優勝まであと1勝に迫ったラドワンスカは、連戦で消耗していたバーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)を6-1、6-2で下した。

 ラドワンスカとは初めて対戦した昨シーズンの2試合でいずれも敗れているコンタだが、今週は絶好調を維持しており、アリーナ・ロディオノワ(Arina Rodionova、オーストラリア)、ダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)、ダリア・カサキナ(Daria Kasatkina、ロシア)、そしてブシャールに対して1セットも落としていない。

 今年25歳になるコンタはまた、優勝したバンク・オブ・ザ・ウエスト・クラシック(Bank of the West Classic 2016)と、準優勝に終わった中国オープン(China Open 2016)に続き、今回がWTAツアーで自身3度目の決勝進出となる。

 一方、2013年大会女王のラドワンスカは、前日にシングルスとダブルスで合計4時間22分もプレーしていた世界ランク19位のストリコバに対し、この日は冷静な試合運びで圧倒。全豪オープンテニス(Australian Open Tennis Tournament)では、これまで2度準決勝に進出した実績を持ち、来週に迫った今季最初の四大大会(グランドスラム)に向けて準備は整っていると語った。

「これまで順調に勝ち進んでいて、どんどん調子が上がっている実感があります。試合ごとに打球も良くなっています。ですから、最も重要なのは試合でリズムをつかむこと。そうですね、それに関しては十分です」

「メルボルン(Melbourne)を前に、最後の一戦となる明日への準備はできています」 (c)AFP