【1月12日 AFP】テニス、アピア国際(2017 Apia International Sydney Tennis Tournament)は11日、女子シングルス準々決勝が行われ、ユージェニー・ブシャール(Eugenie Bouchard、カナダ)が6-2、6-3でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova、ロシア)を下し、およそ10か月ぶりに準決勝進出を果たした。

 昨年3月のBMWマレーシア・オープン(BMW Malaysian Open 2016)以来となる4強を決めた世界ランク49位のブシャールは次戦、世界10位で第6シードのジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)と激突する。

 2014年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2014)で準優勝に輝いたブシャールは試合後、「正しい方向に良いステップが踏めた。自分が成し遂げたいことに向けては、長い道のりになると理解している」と語った。また、今大会で実力者を撃破している点については、「もちろんうれしい」と喜んだ。

 この日行われたその他の試合では、元世界ランク1位で第10シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)が3時間20分の激闘の末、バーバラ・ストリコバ(Barbora Strycova、チェコ)に5-7、7-6(8-6)、4-6で敗れた。

 勝利を収めたストリコバは準決勝で、予選勝者のイン・イン・トアン(Yingying Duan、中国)にストレート勝ちした第2シードのアニエスカ・ラドワンスカ(Agnieszka Radwanska、ポーランド)と顔を合わせる。(c)AFP