【11月21日 AFP】16NFLは20日、第11週の試合が行われ、ダラス・カウボーイズ(Dallas Cowboys)は27-17でボルティモア・レイヴンズ(Baltimore Ravens)を下し、チーム新記録となる9連勝を飾った。

 カウボーイズは負傷のQBトニー・ロモ(Tony Romo)の代役ダック・プレスコット(Dak Prescott)が36本中27本のパスを通すと、3本のタッチダウンパスを成功させた。

 今季の最高勝率を誇るチームについてプレスコットは、「自分たちを信じている素晴らしいチームという証しだ。ひるんだり、目をそらしたりはしない」と語った。カウボーイズは、この日シカゴ・ベアーズ(Chicago Bears)を22-16で下したニューヨーク・ジャイアンツ(New York Giants)に2ゲーム差をつけ、NFC東地区の首位に立っている。

 カウボーイズでは、前日に実父の告別式を執り行ったデズ・ブライアント(Dez Bryant)が2本のタッチダウンパスをレシーブするなど6度の捕球で80ヤードを獲得すると、コール・ビーズリー(Cole Beasley)も1本のタッチダウンレシーブを決めた。

 また、エゼキエル・エリオット(Ezekiel Elliott)はランの守備でNFL最高の成績を収めているレイブンズから25回のランで97ヤードを獲得し、1977年シーズンにトニー・ドーセット(Tony Dorsett)氏が樹立したカウボーイズのルーキー記録、1007ヤードを上回った。

 エリオットは今季NFL最高の1102ヤードを獲得しており、エリック・ディッカーソン(Eric Dickerson)氏が持つNFLルーキー記録1808ヤードの記録更新も視野に入っている。

 一方、ニューイングランド・ペイトリオッツ(New England Patriots)は30-17でサンフランシスコ・フォーティナイナーズ(San Francisco 49ers)を下して戦績を8勝2敗とし、カウボーイズを追随している。

 生まれ育ったカリフォルニア(California)で初めての試合に臨んだペイトリオッツのQBトム・ブレイディ(Tom Brady)は、40本中24本のパスを通し、4本のタッチダウンパスを成功させた。

 一方、QBコリン・キャパニック(Colin Kaepernick)が2本のタッチダウンパスを通したフォーティナイナーズは、チームタイ記録の9連敗となっている。(c)AFP