【11月18日 AFP】ラグビーイングランド代表のエディー・ジョーンズ(Eddie Jones)ヘッドコーチ(HC)が、同国代表の主将ウェイン・ルーニー(Wayne Rooney)が大衆紙に「不適切な」写真を掲載され、謝罪したことについて言及し、自身は選手たちに外出禁止令を出すつもりはないと語った。

 プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に所属するルーニーは12日、イングランド代表が滞在していた英ロンドン(London)近郊ワトフォード(Watford)のホテルで開かれた一般客の結婚式に酔っ払って乱入し、その写真が大衆紙サン(The Sun)に掲載された。

 ルーニーはその前日、W杯ロシア大会(2018 World Cup)欧州予選のスコットランド戦に先発出場し、チームの3-0の勝利に貢献していたが、スペインと2-2で引き分けた15日の親善試合は膝の負傷で欠場していた。

 今週末にフィジーとのテストマッチを控え、現在代表チームとともにロンドン南西部に位置するバグショット(Bagshot)のホテルに滞在しているジョーンズHCは、ルーニーの問題についてコメントを求められると、「彼は良い夜を過ごした。とても楽しい夜だっただろう!」とかわした。

 選手たちに外出禁止令を出す可能性についてエディーHCは、「彼らは大人だ。ほとんどの選手が家庭を持っている。彼らはここに戻って来て、ビールを飲み、就寝時間も自分で決める」と話し、「外出禁止令を出すのは、チームにリーダーがいなくなったときだ。われわれには、素晴らしいリーダーがいるので、外出禁止令は必要ない」と語った。(c)AFP