【11月12日 AFP】(訂正)交流サイト(SNS)大手、米フェイスブック(Facebook)は11日、同社のマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)最高経営責任者(CEO)を含む多数のユーザーのプロフィール欄に「追悼メッセージ」が表示されるという「あってはならないミス」が起きたことを認め、謝罪した。

 AFPの取材に応じたフェイスブックの広報担当者は、「本日短時間だけ、対象者となるユーザー以外のアカウントでプロフィール欄に本人が亡くなったことを示すメッセージが表示された」として、「あってはならないミスだが、すでに修正済みだ」と述べた。

 報道によれば、誤って追悼メッセージが表示されたプロフィール欄は約200万件に上り、その中には、フェイスブックの創設者兼最高経営責任者(CEO)のマーク・ザッカーバーグ氏のものも含まれていた。

 同氏のプロフィール欄には、「マークを愛した皆さんが、彼をしのんでその人生をたたえるためにシェアされた情報に安らぎを見いだしてくだされば幸いです」というメッセージが表示された。

 追悼通知には、アカウントを持つユーザーが亡くなった後、「追悼アカウント」への移行リクエストを申請できるリンクも貼られていた。

 しかし、一部ではこのエラーは単なるソフトウエアの誤作動ではなく、フェイスブックがこの機能を宣伝しようとして仕掛けた試みが失敗したのではないかという見方も生まれている。(c)AFP/Glenn CHAPMAN