【10月23日 AFP】テニス、クレムリン・カップ(Kremlin Cup 2016)は22日、女子シングルス決勝が行われ、大会第1シードのスベトラナ・クズネツォワ(Svetlana Kuznetsova、ロシア)が6-2、6-1でダリア・ガブリロワ(Daria Gavrilova、オーストラリア)をストレートで下して大会連覇を飾り、シーズン最終戦のWTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Finals Singapore 2016)の出場権を手にした。

 2度の四大大会(グランドスラム)制覇を遂げている世界ランク9位のクズネツォワは、通算3度目の対戦となった22歳のガブリロワを1時間11分で退けた。

 31歳のクズネツォワは、「試合開始の時点で疲れ果てている感じでした。今日はどうやってプレーしようかアイデアもありませんでした。幸運なことにプレーしたい気持ちが上回って、疲労を乗り越えることができました。ここでは最高のテニスを見せたいと思っていましたし、すべてがうまく行きました」とコメントした。

 この優勝でクズネツォワは、ジョアンナ・コンタ(Johanna Konta、英国)を追い抜いてシンガポールで23日に開幕を迎えるWTAツアー選手権の最後の出場枠を獲得している。(c)AFP