【9月24日 AFP】米大統領選の共和党候補指名争いでドナルド・トランプ(Donald Trump)氏のライバルだったテッド・クルーズ(Ted Cruz)上院議員(テキサス州出)が23日、これまでの態度を一転し、大統領選本選でトランプ氏に投票すると語った。

 共和党の候補指名争いから5月に撤退したクルーズ上院議員とトランプ氏は、候補指名争いで互いを侮辱する個人攻撃を繰り広げていた。トランプ氏の指名が決定した7月、共和党全国大会でクルーズ氏は「良心に従って投票しよう」と演説し、トランプ氏への支持を表明しなかった。

 しかし、クルーズ氏は交流サイト(SNS)のフェイスブック(Facebook)で「何か月も慎重に検討し、祈り、私自身の良心に問いかけた結果、大統領選の日に共和党候補であるドナルド・トランプ氏に投票することを決めた」との声明を発表した。さらに「1年前、私は共和党候補を支持することを約束した。そしてその約束を守る」、「(民主党の)ヒラリー・クリントン氏が大統領になるのを目にしたくなければ、皆さんにも彼(トランプ氏)に投票してほしい」と述べた。(c)AFP