【8月11日 AFP】リオデジャネイロ五輪は10日、重量挙げ男子77キロ級が行われ、アルメニアのアンドラニク・カラペチャン(Andranik Karapetyan)が競技中に肘を脱臼し、病院に緊急搬送された。

 20歳のカラペチャンは、ジャークで195キロのバーベルを持ち上げれば銅メダルが確定するところだった。しかし、試技の途中で左肘が不自然に曲がり、苦悶(くもん)の声を上げたカラペチャンは、コーチ陣に支えられて涙を流しながらプラットホームを下りた。

 それから間もなくして、数人のチームメートやコーチが動揺した様子で見守る中、カラペチャンは点滴を受けながら担架で救急車に乗せられた。(c)AFP