【7月10日 AFP】16F1第10戦英国GP(British Grand Prix 2016)は9日、予選が行われ、メルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)がポールポジションを獲得した。

 Q3最初のラップでコース外に出たとして記録を取り消されたハミルトンだったが、チームメートで現在総合首位に立つニコ・ロズベルグ(Nico Rosberg)を抑える1分29秒287のトップタイムを最終盤に記録した。

 ロズベルグは約0.3秒差で2番手に入り、メルセデスAMG勢がフロントローを独占した。

 好調のハミルトンは英国GPで通算4回目、そして今季6回目、キャリア通算55回目のポールポジションを手にしている。

 3番手にはマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)、4番手にはダニエル・リカルド(Daniel Ricciardo)とレッドブル(Red Bull)勢が2列目を独占。さらにフェラーリ(Ferrari)のキミ・ライコネン(Kimi Raikkonen)、セバスチャン・ベッテル(Sebastian Vettel)が続いた。しかしながら、ベッテルはギアボックスの交換で5グリッド降格の処分を受けている。

 7番手にはウィリアムズ(Williams)のバルテリ・ボッタス(Valtteri Bottas)、8番手にはフォースインディア(Force India)のニコ・ヒュルケンベルグ(Nico Hulkenberg)、9番手にはトロ・ロッソ(Toro Rosso)のカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、10番手にはマクラーレン・ホンダ(McLaren-Honda)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)が続いた。

 復調のマクラーレンだが、アロンソはハミルトンと同様の理由で最速タイムが抹消されたため、タイムは8番手から10番手に降格となった。(c)AFP