【6月17日 AFP】(更新)先月地中海(Mediterranean Sea)に墜落したエジプト航空(EgyptAir)機のフライトデータレコーダーが回収された。エジプトの捜索当局が17日、発表した。

 フライトデータレコーダーには航空機の速度や高度、方向などが記録されている。捜索当局は声明で、フライトデータレコーダーは「数個に分割した状態で回収された」と述べた。中のデータがどの程度取り出せるかはまだ分かっていない。

 一方、前日回収されたボイスレコーダー(音声記録装置)は、エジプトの港湾都市アレクサンドリア(Alexandria)からカイロ(Cairo)へ輸送され、フランスの専門家やエアバス(Airbus)の担当者らの協力のもと、エジプトの調査員が内容を分析する予定となっている。

 フランス航空事故調査局(BEA)は17日、調査支援のためカイロに専門家を派遣したと発表した。(c)AFP