■あったのは「血の感触だけ」

 その後警察が突入し、銃撃戦の末に容疑者を射殺、生存者を救出した。発砲開始から、実に3時間が経過していた。警察は安全な場所まで、コロンさんの体を引きずって行った。床一面に割れたガラスが散乱していた。

「引きずられながら、お尻や背中、脚に切り傷ができた」「痛みは感じなかった。ただ、体についた自分や他の人たちの血の感触だけがあった」

(c)AFP/Kate Gillam, with Stephanie Griffith in Washington