【6月13日 AFP】女子ゴルフ米国ツアーメジャー第2戦、KPMG女子PGA選手権(KPMG Women's PGA Championship 2016)は12日、ワシントン(Washington)州サマミッシュ(Sammamish)のサハリー・カントリークラブ(Sahalee Country Club)で最終日が行われ、18歳のブルック・ヘンダーソン(Brooke M. Henderson、カナダ)がメジャー初優勝を飾った。

 17番で約15メートルのバーディーパットを沈め、通算6アンダーで女王リディア・コー(Lydia Ko、ニュージーランド)に並んだヘンダーソンは、18番で劇的なパーセーブに成功し、そのままプレーオフホールに突入。

 パー4の18番で、コーが2打目を寄せきれなかったのに対し、ヘンダーソンはこれを1メートル弱の位置に乗せ、3打目で勝敗が決まった。

 3日目が終わった時点で通算イーブンパーだったヘンダーソンだが、最終ラウンドでスコアを6つ伸ばす勝負強さを見せた。これについてヘンダーソンは、「プレッシャーや緊張を感じなかったことがカギ」と話している。

 今大会では驚くべきことに、優勝したヘンダーソン、メジャー3連勝を狙っていたコー、直近のツアー3連勝中だったアリヤ・ジュタヌガーン(Ariya Jutanugarn、タイ)と、上位3選手が全員20歳以下だった。

 通算2アンダーの4位タイには、朴喜映(Hee Young Park、パク・ヒヨン)、柳簫然(So Yeon Ryu、ユ・ソヨン)、イ・ミリム(Mirim Lee)の韓国トリオが並んだ。(c)AFP