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映画館禁止のサウジ、女子大で映画コース

2016年5月11日 13:13 発信地:ダンマム/サウジアラビア

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映画館禁止のサウジ、女子大で映画コース
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サウジアラビアのダンマムで開かれたサウジ映画祭に参加するエファット大学の女子学生たち(2016年3月25日撮影)。(c)AFP/Akeel Hussein al-Ali

【5月11日 AFP】サウジアラビアでは公共映画館の設置が禁止されているため、正式には「映画制作」と言わない。

 しかし、紅海沿岸の都市ジッダ(Jeddah)にある女子大、エファット大学(Effat University)の約150人の女子学生が行っていることは、まさに映画制作だ。

 保守的なイスラム王国であるサウジアラビアでは、このようなコースは他に類を見ないと学生たちは言う。同国には映画産業がなく、男性向けの似たようなコースもない。

 3年前に始まった映像およびデジタル制作コースはサウジアラビアの生まれたばかりの映画業界を発展させ、同時に映画館の設置推進に役立っていると学生や講師らは言う。

 4年制の大学課程に通っている学生たちはアニメーション、脚本、ゲームやバーチャルリアリティーなどの双方向メディアを集中して学ぶこともできる。

■映画を学ぶ目的

 ジャワヘル・アラムリさん(20)はモノローグでつづられる短編ドキュメンタリーを制作するために、彼女自身の体験を用いた。

「他の人とは違うと私はいつも言われてきた」とアラムリさんは言う。彼女はダンマム(Dammam)北のジュバイル(Jubail)で育ち、エファット大学の映画コースに通うためにサウジアラビアの反対側まで移ってきた。

「どうしたら自分自身の幸せの定義を見つけることができるのか?」──彼女のモノローグのテーマだ。

 双方向メディアを専攻しているカリダ・バタウィールさん(20)は、これが映画を勉強する理由だと話す。

「私たちが感じることや私たちの歴史を世界に伝えたい」と彼女は他の学生と話しながら言う。


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