【4月30日 AFP】(写真追加)豪雨による洪水に見舞われたケニアの首都ナイロビ(Nairobi)で29日、7階建てのビルが崩壊した。これまでにがれきの下から44人が救出されたが、現在も不明者の捜索が続いている。

 ケニア赤十字(Red Cross)のアーノルダ・シウンド(Arnolda Shiundu)氏によると、29日午後9時半(日本時間30日午前3時半)ごろ、人口が密集するフルマ(Huruma)地区で7階建てのビルが崩壊した。

 ナイロビでは雨期に入ってからの豪雨で市内の各所で洪水や土砂崩れが発生している。

 地元メディアは少なくとも3人が死亡したと伝えているが、シウンド氏は確認できていないとし、現時点で死者数に触れるのは時期尚早だとAFPに語った。

 また、正確な人数は不明だが数人ががれきの下敷きになっているとみられ、クレーン車や救急車が到着している現場では捜索が続けられているという。(c)AFP