【4月26日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは25日、第35節の試合が行われ、2位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は1-1でウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(West Bromwich AlbionWBA)と引き分け、タイトル争いに大きな痛手を負った。

 WBAのクレイグ・ドーソン(Craig Dawson)は、前半33分にオウンゴールを献上するミスを犯したものの、後半27分、自らのヘディングで同点弾を決め、チームに勝ち点1をもたらした。

 この結果、首位レスター・シティ(Leicester City)は、3節を残してトッテナムとの勝ち点差を7に広げ、来月1日のマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)戦で勝利すれば、自力で優勝を決めることができる。

 トッテナムにとってはさらに悪いことに、主力のデレ・アリ(Dele Alli)が、試合中にWBAのクラウディオ・ヤコブ(Claudio Yacob)の腹を殴っているように見える映像が出回り、イングランドサッカー協会(FA)から処分を下される可能性が出てきた。イングランド・プロサッカー選手協会(PFA)の年間最優秀若手選手に選出されたばかりのアリだが、処分によっては、残り全ての試合を欠場することも想定される。(c)AFP/Rob MAUL