【4月15日 AFP】18日に予定されている15-16イングランド・プレミアリーグ第34節のストーク・シティ(Stoke City)とトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)の試合に割り当てられた主審が、英レスター(Leicester)在住であることを理由に交代となった。

 今季残り5節として、リーグ首位に立つレスター・シティ(Leicester City)は2位トッテナムに勝ち点7差をつけている。そんな中、プロ審判員協会(PGMOL)はケビン・フレンド(Kevin Friend)氏に、18日の試合を委ねるべきではないとの決断を下した。

 PGMOLは、「審判の指名に対する必要以上の追及」を避けるために変更が行われたとしている。フレンド氏はレスター在住で、レスター・シティの本拠地キング・パワー・スタジアム(King Power Stadium)での試合に足を運ぶこともある。

 その中立的な立場における誠実さに疑問の声が上がっているわけではないが、PGMOLは現在の状況では、フレンド氏を別の試合に割り振ることは合理的だと考えている。PGMOLはフレンド氏を地元レスター・シティの試合には指名したことはない。

 PGMOLは声明で、「ストーク・シティとトッテナム・ホットスパーの試合の主審を、当初指名していたケビン・フレンド氏から変更する判断をした。フレンド氏はレスター在住で、プライベートではレスター・シティの試合に足を運んでいる」と声明を発表した。

「試合開催の時期と状況を前提として、審判の指名に対する必要以上の追及を加えることは不必要である。この試合はニール・スワブリック(Neil Swarbrick)氏が裁くことになり、フレンド氏はニューカッスル(Newcastle United)とマンチェスター・シティ(Manchester City)の試合を裁く予定となっている」

(c)AFP