チェルシー次期監督コンテ氏、八百長関与で有罪の可能性
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【4月5日 AFP】(更新)イタリアの司法当局は5日、イングランド・プレミアリーグ、チェルシー(Chelsea)の次期監督就任が決まったアントニオ・コンテ(Antonio Conte)氏が、2011年の八百長に関与していたとして、執行猶予付きの禁錮6月を求刑する方針を示した。
現在イタリア代表を率いるコンテ氏は、今夏の欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)終了後にチェルシーの監督に就任することが前日に発表されたばかり。
コンテ氏は、セリエBでシエナ(AC Siena)を率いていた2011年5月に、約100人が容疑者となった「カルチョスコメッセ(Calcioscommesse)」と呼ばれる八百長スキャンダルの際、情報を知りながらもそれを提供しなかったとして、罪に問われた。
コンテ氏はその後、セリエAのユベントス(Juventus)の指揮官時代に資格停止処分を科されているが、コンテ氏自身はいかなる不正も行っていないと否定している。
判決は、5月中旬に言い渡されることになる。(c)AFP