【10月6日 AFP】イタリアのスポーツ仲裁裁判所(National Court of Arbitration for SportTNAS)は5日、イタリア・セリエA、ユベントス(Juventus)のアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督の資格停止処分を10カ月から4カ月に短縮すると発表した。

 コンテ監督は、シエナ(AC Siena)の指揮官時代に八百長問題に関する情報を知りながらも提供しなかったとして告発され、イタリアサッカー連盟(Federazione Italiana Giuoco CalcioFIGC)から12-13シーズン開幕を前に資格停止処分を科されていた。

 2日、コンテ監督の弁護団が新たな証拠をTNASに提出し、話し合いの末に今回の決定が下された。

 TNASは「コンテの(無実という)主張は棄却したものの、部分的にそれを認め、処分は12月8日までとなった」と、声明を発表している。

 これにより、コンテ監督は同日に行われる第16節のパレルモ(US Citta di Palermo)戦からチームの指揮を執ることが可能となった。(c)AFP