【3月20日 AFP】15-16NBAは19日、各地で試合が行われ、王者ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)とサンアントニオ・スパーズ(San Antonio Spurs)による頂上決戦は、ステフェン・カリー(Stephen Curry)を封じ込んだスパーズが87-79で天王山を制し、ホーム無敗記録を守った。

 NBAのシーズン最多勝利記録更新を目指し、連勝街道を突き進んでいたウォリアーズだが、サンアントニオ(San Antonio)では1997年2月14日を最後に白星を手にしておらず、またしても勝利を収めることができなかった。

 対するスパーズは、圧倒的な強さを誇るウォリアーズの陰に隠れているものの、ここまで素晴らしいシーズンを過ごしており、今季の戦績はこれで59勝10敗となった。

 スパーズはまた、昨年3月から続いているレギュラーシーズンのホーム連勝記録を44まで伸ばした。これはウォリアーズが継続中のホーム50連勝に次いで歴代2位の数字となっている。

 1月25日に行われた前回の直接対決で敗れているスパーズだが、3点リードして迎えた第4クオーター残り2分23秒から試合終了までウォリアーズを無得点に抑え、最終的には8点差をつけた。

 スパーズはラマーカス・オルドリッジ(LaMarcus Aldridge)が26得点13リバウンドの活躍をみせると、カウィ・レナード(Kawhi Leonard)は18得点14リバウンドを記録。

 一方、ウォリアーズは昨季の最優秀選手(MVP)カリーが14得点に抑えられた。カリーのフィールドゴール(FG)成功は18本中4本に終わり、3ポイントシュートも12本の試投で決まったのは1本だけだった。

 ウォリアーズではまた、18日のダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)戦で負傷したアンドリュー・ボーガット(Andrew Bogut)が欠場。クレイ・トンプソン(Klay Thompson)がチーム最多の15得点を挙げ、ドレイモンド・グリーン(Draymond Green)は11得点を記録した。

 1995-96シーズンにシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)が樹立したシーズン72勝を目指すウォリアーズは、これで今季の戦績を62勝7敗としている。(c)AFP