【3月5日 AFP】メキシコ中部で、一部が酸に溶けた数体の遺体が入れられた複数のたるが発見された。現地当局が4日、発表した。遺体の総数は明らかになっていない。

 プエブラ(Puebla)州の検察局は、サン・アンドレス・カルパン(San Andres Calpan)という町で、「何人かの」遺体が入れられたたるが見つかったとしている。たるの数については明らかにされていない。匿名で取材に応じた検視局関係者は、遺体は酸にさらされていたため犠牲者の正確な数の割り出しと身元確認には時間がかかるだろうと述べた。

 犠牲者について検察局は、近くの町クアウトランシンゴ(Cuautlancingo)で1日に開かれていた違法な闘鶏とばくの会場が銃を持ったグループに襲われ、その場から男性3人が行方不明になった事件との関連を疑っている。(c)AFP