【2月23日 AFP】イングランドFAカップ(FA Cup 2015-16)は22日、5回戦が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は3-0でシュルーズベリー・タウンFC(Shrewsbury Town FC)に快勝し、8強入りを果たした。この勝利によって、ルイス・ファン・ハール(Louis van Gaal)監督にのしかかる重圧は一時的に緩和されたようだ。

 クリス・スモーリング(Chris Smalling)、フアン・マヌエル・マタ(Juan Manuel Mata)、ジェシー・リンガード(Jesse Lingard)が得点して効率的に勝利を収めたユナイテッドは、準々決勝でウェストハム(West Ham)をホームに迎え撃つことになった。

 敗戦すれば解任は免れないという臆測が飛び交う中、ファン・ハール監督は、チームが一方的な展開で勝ち抜けたことに一安心していた。

 直近の2試合でサンダーランド(Sunderland AFC)とFCミッティラン(FC Midtjylland)に敗れていたユナイテッドは、前半37分にスモーリング先制点で試合の均衡を破ると、勝利を疑わずに突き進んだ。

 ファン・ハール監督はBTスポーツ(BT Sport)に対し、「とてもうれしい。70分間は実にプロフェッショナルな戦いぶりで、チャンスを作り出して得点していた」とコメントした。

「みんな、マンチェスター・ユナイテッドはシュルーズベリー・タウンには勝たなければならないと言うだろうが、選手たちにとってはうれしいことだ。われわれはFA杯の準々決勝に勝ち進んだのだから」

(c)AFP/Steve Madeley