【2月7日 AFP】(更新)15-16NBAは6日、各地で試合が行われ、ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)は、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が残り1分40秒で決定的な3ポイントシュートを決め、116-108でオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)を下した。ウォリアーズは、これで9連勝となっている。

 それでも序盤に9点をリードしたサンダーは、最大20点差を追いついて、最後までウォリアーズを苦しめた。この結果、ウォリアーズは46勝4敗で、1966-67シーズンにフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)が達成した50試合のリーグ歴代最高成績に並んだ。

 チーム最高の26得点を挙げたステフェン・カリー(Stephen Curry)は、「プレーオフのような雰囲気だった」とコメントすると、「あのインテンシティーや、試合終盤にかけてのアドレナリンは、プレーオフのようだった」と試合を振り返った。

 この週末、サンフランシスコ(San Francisco)にはバスケファンだけでなく、アメフトファンも押しかけており、収容人数1万9600人のオラクル・アリーナ(Oracle Arena)と並んで、7日に行われる第50回スーパーボウル(Super Bowl 50)のチケット争奪戦が起こっている。

 この日、カリーは3ポイントの成功率がなかなか上がらず、9本中8本を外した。フィールドゴール(FG)成功率は26本中10本、他に10アシストのはたらきを見せ、終盤のほとんどの得点に絡んだ。

 ルーク・ウォルトン(Luke Walton)アシスタントコーチは、カリーについて「苦戦していたが、他の最優秀選手(MVP)と同様、何とか方法を見つけて、最後は試合を支配した。そして、試合を自分たちのものにした」と話している。

 トンプソンは18得点を挙げ、FGは15本中8本成功したものの、3ポイントは6本中1本の成功にとどまった。

 それでも唯一の3ポイントシュートは、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が同点3ポイントを外した直後にもたらされ、トンプソンのプレーでウォリアーズは再び110-104に点差を広げることができた。

 サンダーでは、デュラントが40得点、ラッセル・ウエストブルック(Russell Westbrook)が27得点12アシストを記録したものの、最後に一歩及ばなかった。(c)AFP