【1月20日 AFP】サッカーフランス杯(French Cup 2015-16)は19日、10回戦が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が2-1でトゥールーズ(Toulouse FC)を退け、11回戦に駒を進めた。

 2年連続国内3冠を目指すPSGは、試合終盤に微妙な判定で獲得したPKをズラタン・イブラヒモビッチ(Zlatan Ibrahimovic)が決め、逆転勝利を収めた。

 トゥールーズは前半11分、フランソワ・ムバンジェ(Francois Moubandje)が先制点を挙げた。しかし、主力数人を故障で欠いたPSGは、後半9分にダビド・ルイス(David Luiz)のゴールで同点に追いつくと、同43分にはイブラヒモビッチが公式戦今季21得点目を記録した。

 しかし、PSGにPKが与えられた場面では、ライヴィン・クルザワ(Layvin Kurzawa)がペナルティーエリア内でのささいな接触から大げさに倒れたようにもみえ、トゥールーズのドミニク・アリバジェ(Dominique Arribage)監督は、「あれがピッチの反対側で起きていれば、きっと笛は吹かれなかっただろうね」と不満をあらわにした。

「PSGの試合を裁定するとき、審判が正しいジャッジを下すのは難しい。私は主審を責めないよ」

 PSGは16日に行われたリーグ戦でもトゥールーズと対戦し、イブラヒモビッチのゴールで1-0の勝利を収めている。そしてトゥールーズは、27日に行われるフランスリーグ杯(French League Cup 2015-16)の準決勝でもPSGと対戦しなければならない。(c)AFP