【1月17日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は16日、スイスのウェンゲン(Wengen)で男子滑降第5戦が行われ、アクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal、ノルウェー)が優勝を飾った。

 前日行われたアルペン複合で2位に入っていたスビンダルは、難しいコンディションの中で1分48秒79を記録して、同地での初優勝を飾った。滑降では今季4勝目となっている。

 名高いラウバーホルン(Lauberhorn)のピステで行われたレースで、スビンダルと0.19秒差の2位にハンネス・ライヘルト(Hannes Reichelt、オーストリア)、同じく1.52秒差の3位にクラウス・クレル(Klaus Kroell、オーストリア)が続いた。

 この優勝で100ポイントを獲得したスビンダルは、W杯の総合争いでマルセル・ヒルシャー(Marcel Hirscher、オーストリア)を抜き首位に浮上した。

 2007年と2009年の総合王者に輝いたスビンダルは2位に15ポイント差をつけているが、17日に同地で行われる回転でヒルシャーが再逆転するものとみられている。(c)AFP