【1月16日 AFP】2015-16アルペンスキーW杯は15日、スイスのウェンゲン(Wengen)で男子アルペン複合第1戦が行われ、チェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud)が同じノルウェー勢のアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal)を抑えて勝利を飾った。

 ソチ冬季五輪のスーパー大回転金メダリストで、昨季のW杯では滑降とスーパー大回転の種目別優勝を果たしている30歳のヤンスルードは、1本目の滑降で3番手につけた。

 2本目の回転のフィニッシュ直前でミスを犯したものの、ヤンスルードは2本合計2分37秒61のタイムをたたき出し、W杯通算12勝目を記録した。

 スビンダルは滑降では0.90秒差でヤンスルードを抑えたものの、2本合計で同胞にわずか0.04秒及ばなかった。

 フランスのアドリアン・トー(Adrien Theaux)がヤンスルードから0.13秒差で3位に入っている。

 W杯で注目を集める大会の一つとなっているウェンゲンでは、16日に男子滑降が予定されている。(c)AFP