【1月14日 AFP】15-16イングランド・プレミアリーグは13日、第21節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はエバートン(Everton)と0-0で引き分け、リーグ優勝争いで首位との差を縮めるチャンスをふいにした。

 6日に行われたキャピタル・ワン・カップ(Capital One Cup 2015-16)準決勝第1戦で、エバートンに1-2で敗れているシティは、再び同カードで不満の残る結果に終わった。

 シティはホームで今季初めて無得点に終わり、勝てば同日の試合でリバプール(Liverpool FC)と引き分けた首位アーセナル(Arsenal)に勝ち点1差まで迫ることができたが、その差は変わらなかった。

 マヌエル・ペジェグリーニ(Manuel Pellegrini)監督が率いるシティは、現在リーグ3位につけているものの、昨年10月を最後にリーグ戦で連勝することができずにいる。

 シティは後半に圧倒的なボール支配率を誇り、エバートンのペナルティーエリアに陣取るかのような攻撃をみせる場面もあった。しかし、エバートンのGKティム・ハワード(Tim Howard)の牙城を崩せず、セルヒオ・アグエロ(Sergio Aguero)が無得点に終わると、決定力に欠いたシティは今季初めてホームで引き分けるふがいなさをさらしてしまった。

 シティには現在、国内タイトルに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)を含めた4冠の可能性があり、キャピタル・ワン・カップでは準決勝第2戦を残しているが、第1戦に先勝したことで自信を取り戻したようにみえるエバートンという難敵を乗り越える必要がある。(c)AFP/Pete Oliver