【12月31日 AFP】ベルギー当局は30日、イスラム過激派が年末年始に首都ブリュッセル(Brussels)を狙った攻撃を計画していた疑いが明らかになったことを受け、同市中心地で毎年大みそかに行われてきた祝賀イベントと花火を中止すると発表した。

 欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)の本部があるブリュッセルでは、11月13日の仏パリ(Paris)同時テロ事件に関与した男らと同市との関連が判明して以降、厳重警戒態勢が続いている。

 新年行事を中止した理由について、イバン・マヨール(Yvan Mayeur)市長は、イベント参加者全員の検査をすることは不可能で、「いかなる危険も冒すべきではない」と説明した。

 当局は29日、新年イベントでブリュッセルの「象徴的な場所」を標的とした攻撃を計画していたとして、2人を逮捕したと発表していた。

 捜査関係筋がAFPに語ったところによると、当局はこの攻撃計画にバイク集団「カミカゼ・ライダーズ(Kamikaze Riders)」が関与していた可能性の有無を調べている。

 ベルギーメディアは、テロ行為との関連容疑で身柄を拘束された2人のうちの1人は「カミカゼ・ライダーズ」の創設者だと報じている。(c)AFP/Lachlan CARMICHAEL