【11月13日 AFP】自身の財産が消失したと主張するサッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏の要求を受け、アルゼンチンの裁判所は12日、同氏の前妻であるクラウディア・ビジャファーニェ(Claudia Villafane)さんの資産凍結を命じた。

 54歳のマラドーナ氏は、現金が国内外の口座から引き出されたと主張。地元メディアは問題になっている金額が800万ドル(約9億8000万円)と見積もっている。一方でビジャファーニェさんは無実を訴えている。

 53歳のビジャファーニェさんはテレビ番組「Inturusos(侵入者)」に対し、「私に恐怖を植え付けたいのでしょう。ですが、私は間違ったことをしていないので恐れません。後悔もありません」とコメントしている。

 子供の頃から恋人同士だったマラドーナ氏とビジャファーニェさんは2003年に離婚。その後、マラドーナ氏の2人の娘、ダルマ(Dalma)さんとジャンニーナ(Giannina)さんに財産が渡るようにするため、ビジャファーニェさんが共同名義の口座を管理することで合意している。2人の娘は今回の件で母親を支援している。(c)AFP