【10月21日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2015-16)は20日、各地でグループリーグ第3節が行われ、バイヤー・レバークーゼン(Bayer Leverkusen)とASローマ(AS Roma)は4-4の引き分けに終わった。

 お互いに点を取り合った試合は、終盤に同点に追いついたレバークーゼンが引き分けに持ち込み、ローマから勝ち点1を奪った。

 レバークーゼンは前半20分までにハビエル・エルナンデス(Javier Hernandez)が2得点を挙げたものの、ローマはダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)の2得点でハーフタイムまでに同点に追いついた。

 そして迎えた後半、ローマはミラレム・ピャニッチ(Miralem Pjanic)とイアゴ・ファルケ(Iago Falque)のゴールで2点のリードを奪い、このまま勝利を収めるかのようにみえた。

 しかしながら、レバークーゼンは最後の10分間でケビン・カンプル(Kevin Kampl)とアドミル・メフメディ(Admir Mehmedi)がゴールを決めて試合を引き分けに持ち込み、白熱した試合で勝ち点1を手にした。

 一方、ローマにとって今回の結果は期待外れのものとなった。前節の試合でBATEボリソフ(BATE Borisov)に敗れているローマは、現在グループEの最下位に沈んでいる。

 グループEはFCバルセロナ(FC Barcelona)が独走態勢に入っており、その後はレバークーゼン、BATEボリソフ、ローマがそれぞれ勝ち点1差ずつで続いている。

 ローマのラジャ・ナインゴラン(Radja Nainggolan)は試合後、「僕らは勝利に値したのに、この試合で勝ち点2を失ってしまった」と語った。

 同じくローマのアントニオ・リュディガー(Antonio Rudiger)は、「序盤に2失点を喫したあと、僕らは本来のプレーを取り戻すことができた。終盤に何が起きたのか、うまく説明することができないよ」とコメントしている。

「おそらく、僕らはレバークーゼンの3ゴール目にショックを受けてしまったんだ」

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