【9月27日 AFP】ラグビーW杯イングランド大会(Rugby World Cup 2015)は26日、プールDの試合が行われ、ゴンザロ・ガルシア(Gonzalo Garcia)がW杯通算50回目のトライを決めたイタリアは、23-18でカナダを下した。

 試合中に何度もリードを奪っていたカナダにとっては、2003年大会での14-19という結果に続く、イタリア戦での惜敗になった。一方のイタリアは、初戦でフランス相手に喫した大敗を振り切り、8日後の強豪アイルランド戦に臨めることになった。

 カナダは前半14分、ネイサン・ヒラヤマ(Nathan Hirayama)のペナルティーゴールで先制すると、そこから試合を優位に進めたが、イタリアは、頭部の検査のために途中で試合を抜けていたトマーソ・アラン(Tommaso Allan)が、ハーフタイム直前にペナルティーを決めて逆転した。

 10-13とビハインドを背負って後半を迎えたカナダは、マット・エバンス(Matt Evans)の余裕のトライで再びリードを奪ったが、ガルシアに近距離からトライを決められ、イタリアに再び3点差をつけられた。

 アランがコンバージョンを決めて20-15としたイタリアは、ヒラヤマのペナルティーで、再びカナダに2点差と詰め寄られたものの、最後はアランのペナルティーキックで5点差の勝利を収めた。(c)AFP