【9月9日 AFP】サッカー国際親善試合が8日に行われ、ブラジルが4-1で米国に大勝した。

 ブラジルは大黒柱のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が2得点の活躍をみせると、米国はユルゲン・クリンスマン(Jurgen Klinsmann)監督就任以降では最大得点差タイとなる敗戦を喫した。

 メキシコと対戦するコンフェデレーションズカップ(Confederations Cup 2017)のプレーオフという、重要な試合を10月に控える米国は、それに向けて弾みのつく試合をしたいところだった。

 しかし、結果的にはジレット・スタジアム(Gillette Stadium)で本領を発揮したブラジルにずたずたにされた。

 クリンスマン政権下の米国は、2012年のブラジル戦、2014年のアイルランド戦で1-4と大敗しているが、今回はそれに並ぶ最悪の敗戦となっている。

 一方、来月に予定されているW杯ロシア大会(2018 World Cup)南米予選初戦で、難敵チリとのアウェーゲームに臨むブラジルは、終始試合の主導権を握っていた。

 ブラジルではネイマールのほかにフッキ (Hulk)、ラフィーニャ(Rafinha Alcantara)がゴールを決めている。

 対する米国は、途中出場のダニー・ウィリアムズが終了間際に30メートル近いミドルシュートを決め、一矢を報いた。(c)AFP