【8月14日 AFP】ブラジルサッカー連盟(CBF)は13日、9月に行われる米国代表、コスタリカ代表との親善試合に臨む代表メンバーを発表し、カカ(Kaka)が代表復帰を果たした。

 33歳のカカは、現在オーランド・シティSC(Orlando City Soccer Club)に所属しており、米メジャーリーグサッカー(MLS)でプレーする選手がブラジル代表に招集されたのは今回が初めてとなった。

 ブラジル代表のドゥンガ(Dunga)監督は今回、出場停止のため10月に予定されているW杯ロシア大会(2018 World Cup)の南米予選には出られないにもかかわらず、スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)を招集している。

 その一方で、フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン (Paris Saint-GermainPSG)に所属するチアゴ・シウバ(Thiago Silva)が選考外となり、代わりにイングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)に所属するガブリエウ・パウリスタ (Gabriel Paulista)がメンバーに名を連ねた。

 また、カンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のサントスFC(Santos FC)に所属するルーカス・リマ(Lucas Lima)が、ブラジル代表に初めて招集されている。

 6月に行われたコパ・アメリカ(2015 Copa America)では、準々決勝でパラグアイとのPK戦に敗れ、期待外れの成績に終わったブラジルは、9月5日に米ニュージャージー(New Jersey)でコスタリカ代表と、8日にボストン(Boston)で米国代表と対戦する。(c)AFP