【8月16日 AFP】第22回世界バドミントン選手権大会(2015 TOTAL BWF World Championships)は15日、インドネシアのジャカルタ(Jakarta)で男子シングルス準決勝が行われ、大会第4シードの桃田賢斗(Kento Momota)は9-21、15-21で第1シードのチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)に敗れ、銅メダル獲得が決まった。

 6月にインドネシア・オープン(BCA Indonesia Open 2015)を制した桃田は、世界選手権でのメダル獲得という一つの目標を達成したものの、世界ランク1位の前で実力を発揮できなかったようだ。

 初優勝の夢が打ち砕かれた20歳の桃田は、通訳を介し「腹立たしいです。今日は激しい戦いを予想していたのに、多くのミスを犯して、簡単に負けてしまいました」と悔しさを語った。

 世界ランク1位のチェン龍は、決勝で強敵リー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)と対戦することになり、「厳しい戦いになるだろう」と気を引き締めている。(c)AFP