【7月19日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は18日、各地でワールドグループ準々決勝が行われ、アルゼンチンは3連勝でセルビアを下し、この13年で10回目の準決勝進出を決めた。

 第3試合のダブルスで、アルゼンチンのカルロス・ベルロク(Carlos Berlocq)/レオナルド・メイヤー(Leonardo Mayer)組は6-2、6-4、6-1でセルビアのヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki)/ネナッド・ジモンイッチ(Nenad Zimonjic)組に勝利した。

 セルビアは、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)を制したばかりのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)が欠場し、世界ランク1位の力なしで準々決勝に臨んでおり、初日のシングルスでは2連敗を喫していた。

 ベルギーのオステンド(Ostend)では、開催国ベルギーがカナダを下し、ベスト4進出を果たした。

 ベルギーは、ルーベン・ベーメルマンス(Ruben Bemelmans)/キマー・コペヤンス(Kimmer Coppejans)組が7-5、3-6、6-4、6-3でカナダのダニエル・ネスター(Daniel Nestor)/アディル・シャマズディン(Adil Shamasdin)組を退けた。

 カナダは、世界ランク8位のミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)と、ウィンブルドン8強のバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)を欠いており、初日のシングルスを2つとも落としていた。

 ベーメルマンスは、「ネスターとシャマズディンの勝利を予想する人が多かった中、僕らはよくやった」と振り返り、「ベルギーのような国を代表して準決勝進出を決められたのは、信じられないような気持ちだ。このチームでそれを達成できたのは最高だ」とコメントしている。(c)AFP