【7月18日 AFP】男子テニス、国別対抗戦のデビスカップ(Davis Cup 2015)は17日、各地でワールドグループ準々決勝が行われ、ベルギーはカナダを相手に2連勝を収め、準決勝進出に王手をかけた。

 第1試合では、ベルギーのスティーブ・ダルシ(Steve Darcis)が3-6、6-1、7-5、6-3で世界ランク272位のフランク・ダンチェビッチ(Frank Dancevic)を下し、次の試合では世界14位のダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)が6-4、6-4、6-2で同491位のフィリップ・ペリウォ(Filip Peliwo)を一蹴した。

 シングルスの主力2選手が欠場しているカナダを前に、ベルギーは1999年以来となる準決勝進出をほぼ確実なものにしている。

 カナダでは、世界ランク8位のミロス・ラオニッチ(Milos Raonic)が足の故障から復活できておらず、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2015)で8強入りを果たしたバセック・ポスピシル(Vasek Pospisil)も、出場を見合わせている。

 ベルギーとカナダの勝者は、準決勝でアルゼンチンとセルビアの勝者と対戦することになる。(c)AFP