【7月18日 AFP】男子ゴルフ米国ツアーメジャー第3戦、第144回全英オープン(The 144th Open Championship)は17日、セントアンドリュース(St Andrews)のオールドコース(The Old Course)で2日目が行われ、ダスティン・ジョンソン(Dustin Johnson、米国)が通算10アンダーで暫定首位を守った。

 荒天により日程が大幅に乱れる中、日没のためジョンソンは14番のグリーン上で同組のジョーダン・スピース(Jordan Spieth、米国)とともにこの日のラウンドを終えた。

 今季メジャー3連勝を狙うスピースは、通算5アンダーとジョンソンから後れを取っており、今大会の重要な局面を迎えている。

 両者はおよそ40人の選手とともに18日の午前7時からコースに戻り、残りのラウンドを終える予定となっている。日程の遅れを取り戻すため、3日目のラウンドも3選手によって大会は進行していく。

 ラウンドを終えた元アマチュア1位のダニー・ウィレット(Danny Willett、イングランド)が3アンダーを記録し、通算9アンダーで暫定2位につけている。

 暫定3位タイにはコース上に残っているポール・ローリー(Paul Lawrie、スコットランド)とジェイソン・デイ(Jason Day、オーストラリア)が通算8アンダーで続き、ラウンドを終えたザック・ジョンソン(Zach Johnson、米国)、アダム・スコット(Adam Scott、オーストラリア)、ロバート・ストレブ(Robert Streb、米国)、マーク・ウォーレン(Marc Warren、スコットランド)が通算7アンダーの暫定5位タイにつけている。

 この日最初の選手たちがグリーンに到着するというタイミングで、予報されていた嵐が北海(North Sea)から流れ込んだ。

 係員たちは慌てながらコース上の水たまりを処理したものの、一時はこの日のプレーが中止になるかと思われた。しかしながら、リンクス特有の砂質の土壌も手伝って水たまりも消え、午前中にはプレーが再開された。(c)AFP