【7月16日 AFP】北中米カリブ海サッカー連盟ゴールドカップ(CONCACAF Gold Cup 2015)は15日、グループCの2試合が行われ、下馬評で格下扱いされていたキューバが1-0でグアテラマに勝利し、米国と対戦する準々決勝に進出した。

 初戦のメキシコ戦で0-6の大敗を喫するなど、大会2試合終了時点で計8失点を喫していたキューバは、後半28分にマイケル・レジェス(Maikel Reyes)が記録した得点が決勝点となった。

 今大会のグループリーグ初得点がこの試合唯一の得点となったキューバは、18日の準々決勝で大会連覇を目指す米国と対戦する。

 一方、同日に行われたグループCのもう1試合では、メキシコとトリニダード・トバゴが4-4で引き分けた。

 トリニダード・トバゴは前半を0-2とリードされて折り返したものの、後半に入ると同17分までに3ゴールを奪って逆転に成功した。

 対するメキシコは、後半43分とロスタイムに立て続けに得点を記録し、試合終了間際に1点のリードを奪った。

 するとトリニダード・トバゴは、終了間際の最後のプレーでヨハンス・マーシャル(Yohance Marshall)が値千金の同点ゴールを決めた。

 マーシャルの得点で試合を引き分けに持ち込んだトリニダード・トバゴは、これでグループ首位通過を果たし、19日の準々決勝ではパナマと対戦することになった。

 そしてグループ2位通過のメキシコは、19日の準々決勝でコスタリカと対戦する。(c)AFP