■2度目のダブルヘッダー

 降雨によりヴィクトル・トロイキ(Viktor Troicki、セルビア)との試合が21日に順延されると、マレーはタイトルを獲得するためダブルヘッダーを覚悟することになった。

 28歳のマレーは、準決勝に6-3、7-6で勝利した後、ロッカールームで2時間の休憩を挟んで決勝に臨んだ。

 前日のジル・シモン(Gilles Simon、フランス)戦で34本のサービスエースを記録し、4試合で計96本のエースを決めていたアンダーソンは、十分な休養を経て決勝の舞台に立った。

 それでもマレーは、過去5戦で4勝していた203センチのビッグサーバーに再び勝利し、クイーンズクラブ(Queen's Club)決勝での勝率を100%としている。

 マレーは今年、BMWオープンでもダブルヘッダーをこなしており、ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)とルカシュ・ロソル(Lukas Rosol、チェコ)を同日に下して、決勝進出を決めていた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS