【6月20日 AFP】40年ぶりのNBAファイナル制覇を果たしたゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)を歓迎すべく、19日、米カリフォルニア(California)州オークランド(Oakland)に多くのファンが詰めかけた。

 16日に行われたNBAファイナル第6戦で、ウォリアーズは105-97でクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)を下し、1975年以来のNBAタイトルを獲得。19日の優勝パレードの最後には、各選手がトロフィーを掲げ、ファンに感謝のメッセージを伝えた。

 ファイナルの最優秀選手(MVP)に選出されたアンドレ・イグダーラ(Andre Iguodala)は、「選手全員へのサポートをありがとうございます。みなさんに感謝しています。ようやくやりました」とコメントした。

 レギュラーシーズンのMVPに選出され、プレーオフ史上最多の3ポイントシュートを記録したステフェン・カリー(Stephen Curry)は、「このグループの一員になれてものすごく興奮している」とすると、「わくわくするような旅路だった。シーズン67勝を挙げて、NBAファイナル制覇で締めくくった。そうそうできることじゃない」と語った。

「戴冠をこの瞬間に祝ってくれ。僕らはもう一度やるんだからね。ダブ・ネーション(Dub Nation、ウォリアーズファンの意)のみんな、本当にありがとう。さあ、お祝いしよう!」

 カリーは、2歳の娘ライリー(Riley)ちゃんを抱きかかえ、いつもの記者会見のように会場を和ませたが、大勢のファンに囲まれ、ライリーちゃんは恥ずかしがるような仕草を見せていた。

「今や僕の肩書きは、ライリーの父親さ」としたカリーは、「それでも良いんだけどね」と締めくくった。(c)AFP