【5月31日 AFP】全仏オープンテニス(French Open 2015)は30日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)は3-6、6-4、6-2で第27シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka、ベラルーシ)に勝利し、4回戦に進出した。

 2回戦に続いて第1セットを落としたセレーナは、第2セットも2-4とリードを許し、敗戦濃厚のようにみえたが、瀬戸際で踏みとどまり6-4でキープした。 

 そして迎えた最終第3セットでもブレークを許したセレーナだったが、最後は自力を見せて6ゲームを連取し、16強入りを果たした。

 セレーナは試合後、「今日は簡単な試合ではなかった。ビクトリアはとてもいいプレーをみせていたし、私は苦戦を強いられた」とコメントした。

「彼女は第1セットを奪ったけれど、私は自分に『アレ(フランス語で「行け」の意味)、アレ、セレーナ、カモン』と言うだけだった」 

 自身20度目となる四大大会(グランドスラム)制覇を目指すセレーナは、4回戦で同じ米国出身のスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens)と対戦する。 スティーブンズは3回戦で、ブルガリアのツベタナ・ピロンコバ(Tsvetana Pironkova)を6-4,6-1で下し、4年連続の全仏16強入りを果たした。(c)AFP/Allan KELLY